通信費は、気がつくと家計を圧迫している項目の代表格です。私もかつてはdocomoで月15,000円ほど支払っていました。妻に勧められて2022年4月にY.U-mobileに乗り換えてから、ちょうど4年。月の通信費はなんと2,000円強まで下がり、4年間で約62万円の節約に。さらに、浮いたお金をインデックス投資に回したらどうなるかの試算もあわせて、共働き夫婦のリアルな実力をお伝えします。
月15,000円→2,000円台に。妻に言われて重い腰を上げた話
率直に書くと、乗り換えは面倒です。MNPだのSIMだの、知らない言葉ばかり。私は長らく「忙しいから後でいい」と先延ばしにしていました。
そんな私を動かしたのは、家計を見直していた妻のひと言でした。
これ、ドコモやめたら月1万円以上浮くよね?
家計簿を見せられて、ようやく目が覚めました。当時の私はドコモの旧プラン(パケホーダイ)を10年以上ほぼ何も考えずに払い続けていて、月15,000円ほど。それが、格安SIMに変えるだけで一気に下がるとは、考えてみれば当たり前なのですが、行動に移すまでに時間がかかる人、私だけではないと思います。
なぜY.U-mobileに乗り換えたのか|選んだ2つの理由
数ある格安SIMの中から、Y.U-mobileを選んだ理由は大きく2つありました。
ドコモ回線をそのまま使える安心感
Y.U-mobileはドコモ回線を借りているMVNO(仮想移動体通信事業者)です。長年docomoユーザーだった私は、回線品質に大きな不満はありませんでした。同じ回線を使えるなら、つながりにくい不安が少ないだろうと思いました。
「永久繰り越し」という独特の仕組み
Y.U-mobileの最大の特徴は、毎月余ったデータ容量を最大100GBまで無期限で繰り越せることです(公式情報)。
普通の格安SIMは「翌月まで」など短い期限がありますが、Y.U-mobileはそれがありません。少し使い過ぎた月があっても、貯金のように貯めておいたデータが助けてくれる安心感があります。
Y.U-mobileを4年使って実感した5つのメリット
実際に4年使って、本当に良かったと感じた点をまとめます。
① 月13,000円浮いた → 4年で約62万円の節約
これが一番大きいです。月15,000円から月2,000円強への削減、月あたり約13,000円。
13,000円 × 12ヶ月 × 4年 = 約62万円
家族旅行に何度行けたか、と考えると驚きの金額です。家計に余裕が生まれました。
② 浮いたお金をインデックス投資に回したら?将来の試算
毎月浮いた約1万円を、家計簿に書き込むだけで終わらせるか、それとも未来に向けて働かせるか。我が家は後者を選びました。
浮いた年12万円を、年利4%(インデックス投資の長期平均的なリターン)で積み立てた場合、こんなふうに膨らんでいきます。
| 期間 | 元本累計 | 運用後の資産 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 4年(過去分) | 48万円 | 約52万円 | +約4万円 |
| 10年 | 120万円 | 約147万円 | +約27万円 |
| 20年 | 240万円 | 約367万円 | +約127万円 |
| 30年 | 360万円 | 約694万円 | +約334万円 |
20年後に約367万円、30年後に約694万円。子どもの教育資金や、老後資金の一部としては、なかなか頼もしい数字です。
「ただ通信費を節約しただけ」が、長期で見るとここまで違ってくる。これは乗り換えてから一番強く実感している点です。通信費の見直しは、節約というより未来への投資という感覚に近いと思います。
※運用利回りは過去の実績ベースの仮定であり、将来の運用成績を保証するものではありません。
③ 10GBプランで困らない(Wi-Fiが想像以上に普及していた)
私が当時契約したのは10GBプランでしたが、4年間でほぼ毎月使い切らずに済んでいます。家のWi-Fi、職場のWi-Fi、カフェのWi-Fiと、外出時もどこかしらに繋がる環境が整っていて、モバイル通信を使う場面が予想より少なかったです。
息子が生まれて動画を見せる場面も増えましたが、それでも10GBで足りています。共働きで外出時間がそれほど長くない家庭なら、10GB前後で十分かもしれません。
※現在のY.U-mobile主要プランはSingle 5GB/Single U-NEXT(U-NEXT付き30GB)等に再編されています。最新の料金プランは公式サイトでご確認ください。
④ 永久繰り越しで45GB貯まっている安心感
10GBプランを毎月使い切らない月が多かったので、余りが積み重なって現在は45GB近くストックされています。出張や旅行で動画をたくさん見る月があっても、ここから取り崩せば追加チャージは不要。「使わないなら無駄になる」という発想がないので、心理的にも楽です。
⑤ スマホが壊れてもネット完結で買い替えできる
これは意外なメリットでした。ある日スマホが壊れたとき、私はSIMフリースマホをネットで購入し、自宅に届いたらSIMカードを差し替えるだけで完了。ドコモショップのように実店舗に行く必要がありません。
共働きだと平日の昼間に時間を取れないので、ネット完結で済むのは想像以上にラクでした。
Y.U-mobileのデメリット|正直イマイチに感じた3点
良いことばかりではないので、感じたデメリットも書いておきます。
① 昼の通信速度がやや遅い時がある
12時〜13時のお昼時、スマホで動画を見ようとすると読み込みが遅くなる時があります。MVNOの宿命ですね。とはいえ、私は通勤中の電車内ぐらいなので、致命的ではありません。
② 5Gには対応していない
記事執筆時点でY.U-mobileは4G回線のみ。5Gが必要な人には不向きです。私は普段5Gを意識する場面が少ないので問題ありませんでしたが、最新スマホを最大限活かしたい人は注意してください。
③ 初期費用が少しかかる
事務手数料などで合計3,740円ほどの初期費用がかかります(公式情報)。月の通信費削減を考えれば1ヶ月強で回収できる金額ですが、ゼロではないことは覚えておきたいところです。
Y.U-mobileがおすすめな共働き世帯/向かない人
4年使ってみて、Y.U-mobileがおすすめなのはこんな人だと思います。
おすすめな人
- 大手キャリアで月1万円以上払っている
- 家・職場にWi-Fi環境がある
- ドコモショップに行く時間が取れない
- 「とりあえずdocomoのまま」になっている
- 浮いたお金を将来に向けて活かしたい
向かない人
- 5G通信が必須の人
- 屋外で大量にデータ通信を使う人
- 昼の通信速度低下が許容できない人
気になった方は、まずは公式サイトで最新の料金プランをチェックしてみてください。
docomoからY.U-mobileに乗り換える6ステップ
最後に、私が実際にやった手順をざっくり書いておきます。
- My docomoでMNP予約番号を取得
- Y.U-mobile公式サイトから申し込み(本人確認書類のアップロードあり)
- 2〜3日でSIMカードが自宅に届く
- MNP開通手続き(Y.U-mobileのマイページから)
- SIMカードを差し替え
- APN設定(数分で完了)
すべて自宅で完結し、休日の数時間で済みました。詳細はY.U-mobile公式のMNP手順ページに図解付きで書かれているので、初めての方はそちらを参考にすると安心です。
まとめ|通信費見直しは共働き家庭こそやる価値あり
Y.U-mobileに乗り換えて4年。月15,000円が2,000円台になり、年間で約15万円、4年で約62万円の節約になりました。さらに浮いたお金を投資に回せば、20年で約367万円、30年で約694万円という大きな資産になり得ます。
「ショップに行く時間がない」「面倒くさい」と感じている方こそ、ネット完結で乗り換えできる格安SIMが向いていると思います。通信費は固定費の中でも見直しやすい項目です。我が家のケースが、これから乗り換えを検討している共働き世帯の参考になれば嬉しいです。


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